■「書籍編集者」と「聞く力」について■ 　編集者は、出版物などの企画を立て、著者と打ち合わせ、構成を考え、原稿があがってきたら時には手直しをし、さらにはデザインやタイトルを考えます。つまり、本づくりというプロジェクトのリーダーのようなも。そのプロジェクトには著者を始めとして、イラストレーター、デザイナーなど多くのスタッフが参加している。 　同じ著者の原稿なのに、ある編集者が編集するとまるで売れず、ある編集者だとヒット作になることもあります。 　つまり編集者しだいで、その出版物が成功するかどうかが決まることもあるのです。そのときにモノを言うのが、スタッフなど、相手の言葉をじっくりと愚直に聞く力だと私は思います。 　この本は、私（片山）が、これまでの編集者人生を振り返りながら、心地よいコミュニケーションのためにはどうすればいかを書いたものです。 　事例は編集者としてのものが多いですが、ごちゃごちゃな人間関係に悩んでいるような人にも大いに参考になると思っています。 ダイヤモンド社　刊　１４７０円（税込み） ２００９年８月８日　発売！！ ■トップページへ